代用電荷法の最適電荷配置に関する考察

書誌事項

タイトル別名
  • Optimal Charge Assignment for the Charge Simulation Method
  • 数値計算

この論文をさがす

抄録

ラプラス方程武の近似解法である代用電荷法には複雑な境界の問題に対しては適用が困難であるという短所がある。代用電荷法が複雑な境界に対して適用力困難な理由は、代用電荷の配置の問題に対して理諭的な考察がなされていないため、試行錯誤によってこれを決定しなけれぱならないからである、精度の良い近似解を得るためにはただ単に電荷数を増やしただけではかえって誤差が大きくなることがあり、適切な位置に電荷を配置することが必要である。本稿の目的は、電荷の配置を合めた最適な代用電荷を求めることである。そのため代用電荷法の誤差評価に壕界上の二乗誤差を表す評価関数を導入し、これを最小にするような電荷の位置および電荷量を求める方法を議諭した、また、代用電荷法の誤差は電荷の位置だけでなく拘束点の位置にも依存していることを示した。拘束点も電荷点と同様に適切な配置でなければ数を増やしてもかえって誤差が大きくなる揚含がある。このため計算者が拘束点を選ぷ必要がないような評価関数を導入し、これにより拘束点を選ぷ場合よりも良好な近似精度が得られた。

収録刊行物

参考文献 (9)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050564287841221888
  • NII論文ID
    110002722664
  • NII書誌ID
    AN00116647
  • ISSN
    18827764
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00014303/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ