二進木結合並列計算機Coral 68Kの開発とその評価

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  • Development and Performance Evaluation of the Coral 68K Binary - Tree Parallel Computer

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説明

大規模計算を高速に行うために二進木結合並列計算機Coral 68Kを開発し 基本的なプログラミング開発環境を整備した.Coral 68Kは63台のプロセッサ要素をDMA回路によって二進木状に結合したものをホスト計算機となるワークステーションに接続したものである.各プロセッサ要素はマイクロプロセッサMO 68000 DMAコントローラMC 68450 16KB ROM 512KB RAMより構成されている.Coral 68Kのプログラミング環境としてコンパイラ メッセージプロセッサ デバッガ ランタイムサブルーチンがある.メッセージプロセッサはホスト計算機から放送されるメッセージを受け取り それに書かれているコマンドにしたがって処理を行うようになっている.この計算機を用いて各種の定型的な並列処理問題を計算し 速度向上率やプロセッサ利用率などの並列処理効率を実測し 二進木結合並列計算機の有効性を評価した.

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