地域医療連携ネットワークの構築と運用継続性の追求―長崎:あじさいネットを事例とした社会基盤サービスの構築―

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  • チイキ イリョウ レンケイ ネットワーク ノ コウチク ト ウンヨウ ケイゾクセイ ノ ツイキュウ : ナガサキ:アジサイ ネット オ ジレイ ト シタ シャカイ キバン サービス ノ コウチク
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抄録

「病院完結型の医療から地域完結型の医療へ」の国の政策の下,地域医療の疲弊・崩壊を食い止め,再生へと変えていこうという動きは,地域医療連携ネットワーク構築などの形で取り組まれている.地域の中核的な病院の多くは,電子カルテなどのICT 化を積極的に進め,地域医療連携室を機能させ,救急で運ばれた急性期の患者を回復期のリハビリや在宅へ紹介することで,地域の中で完結する医療体制を確立させようとしている.しかし,これまでにも国における実証事業や補助事業などを通してICT を活用したさまざまなネットワークが構築されてきたが,構築や運用における課題は多く,運用の継続が困難になる事例があとを立たなかった.本稿では,長崎あじさいネットの実践経験をもとに,社会基盤システムの観点から運用継続性を追求するプラクティスを紹介する.

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