10年間のクラウドソーシング事業運営から見る働き方の変化

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本稿は,クラウドソーシング事業者として10年に渡りサービスを運営して来た中での過去,現在の課題について述べる.筆者らが運営に携わるクラウドソーシングサービス“Lancers”は,国産のクラウドソーシングプラットフォームとして2008年から運用されており,2018年7月段階で依頼件数200万件超,依頼総額2000億円超の利用実績がある.本稿では,汎用のクラウドソーシングプラットフォームの開発・運用にまつわるさまざまな試み,特に広くワーカを募集する「公募型」から,特定のワーカに対して依頼する「スカウト型」へと注力分野が変わってきた流れ,また「スカウト型」についての課題を「ストア方式」という新方式で解決しにいった事例などを元に,クラウドソーシングの今後の課題と取り組みについて述べる.

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