崇源院霊廟の彫物彩色関係史料

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  • On the Carvings of Sogen-in Mausoleum
  • スウゲンイン レイビョウ ノ ホリモノ サイショク カンケイ シリョウ

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type:論文(Article)

本稿は、江戸時代の江戸における建築を位置付けるために、とくに建築の装飾を論ずる際に、重要な基準作となるであろう徳川家霊廟に関して考察するものである。徳川家霊廟は戦前までは遺構も少なくなく、遺構調査による研究も行われたが、大半は戦災で焼失した。彫物等の装飾関係については、詳細な報告もなく、史料的な制約もあって十分に検討されてこなかった。 ここでは、第2次の崇源院霊廟の彫物・彩色等に関する史料を紹介し、これにより判明する彫物について若干の考察を試みる。 崇源院は、徳川家2代将軍秀忠の正室で、寛永3年(1626)に没した。ここで扱うのは没した直後に造営による第一次の霊廟ではなく、正保4年(1647)に造営された第2次霊廟で、これもまた修理工事等を受けながら戦前まで残っていたが、戦災で焼失している。

source:13414542

identifier:http://ci.nii.ac.jp/naid/110007072272

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