ンジク語動詞アクセント試論

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タイトル別名
  • A Tentative Tonal Analysis of Ndjiku Verbs
  • ンジクゴ ドウシ アクセント シロン

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抄録

type:論文(Article)

ンジク語(ndjikú)というのは、コンゴ共和国の首都ブラザビル(Brazzaville)の北北東200kmのジャンバラ(Djambala)周辺に話されるバントゥ系の言語であり、テケ語(itéke.ンジク語ではitíoと呼ぶ。eke が io に変わるという、やや奇妙な音韻変化の結果である)の一方言である。この言語の動詞アクセント自体はさほど複雑とは思えないが、音素、特に母音音素に関する分析がむずかしく、かなり「とっつきにくい」言語である。その主たる理由は、バントゥ祖語の頃の形から、どうしてこんな変化が生じたのだろうと思われるような、奇妙で大きな音韻変化が起こっていることによる。こうしたことは、コンゴ語以外のコンゴ共和国やガボン、カメルーンのバントゥ諸語の大半についていえる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050564287886141056
  • NII論文ID
    120005568396
  • NII書誌ID
    AA1160927X
  • Web Site
    http://hdl.handle.net/2298/32001
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles
    • KAKEN

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