ンジク語動詞アクセント試論
書誌事項
- タイトル別名
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- A Tentative Tonal Analysis of Ndjiku Verbs
- ンジクゴ ドウシ アクセント シロン
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抄録
type:論文(Article)
ンジク語(ndjikú)というのは、コンゴ共和国の首都ブラザビル(Brazzaville)の北北東200kmのジャンバラ(Djambala)周辺に話されるバントゥ系の言語であり、テケ語(itéke.ンジク語ではitíoと呼ぶ。eke が io に変わるという、やや奇妙な音韻変化の結果である)の一方言である。この言語の動詞アクセント自体はさほど複雑とは思えないが、音素、特に母音音素に関する分析がむずかしく、かなり「とっつきにくい」言語である。その主たる理由は、バントゥ祖語の頃の形から、どうしてこんな変化が生じたのだろうと思われるような、奇妙で大きな音韻変化が起こっていることによる。こうしたことは、コンゴ語以外のコンゴ共和国やガボン、カメルーンのバントゥ諸語の大半についていえる。
収録刊行物
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- ありあけ 熊本大学言語学論集
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ありあけ 熊本大学言語学論集 3 1-42, 2004-02-29
熊本大学文学部言語学研究室
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564287886141056
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- NII論文ID
- 120005568396
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- NII書誌ID
- AA1160927X
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/2298/32001
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN