2017–2018年シーズンにおける高病原性鳥インフルエンザの発生

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タイトル別名
  • Outbreaks of highly pathogenic avian influenza in 2017–2018
  • 2017-2018ネン シーズン ニ オケル コウビョウゲンセイドリ インフルエンザ ノ ハッセイ

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説明

世界的に、高病原性鳥インフルエンザの発生は中国や欧州をはじめ、多くの国で繰り返されています。国内では、2017年11月に島根県の宍道湖周辺の野生水鳥でのH5N6亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染が確認され、2018年1月に東京都のオオタカでも感染が確認されました。同時期に香川県の養鶏場においてもH5N6亜型鳥インフルエンザウイルスによる発生が起きました。また、3月には兵庫県のハシブトガラスでH5N6亜型ウイルスの感染も確認されました。興味深いことに、野鳥で検出されたウイルスと養鶏場のウイルスは同じH5N6亜型ウイルスでしたが、由来が異なるウイルスであり、1シーズンに2種類のウイルスが国内に侵入したことになります。

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