〈研究ノート〉 消費税の逆進性とその緩和策
書誌事項
- タイトル別名
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- 〈Note〉 The Distribution of A Consumption Tax and A Measure to Alleviate Regressivity
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説明
一般的に、消費税の逆進性の緩和策には消費税の枠内で行う緩和策と、枠外で行う緩和策とがある。消費税の枠内で行う緩和策の具体例として、生活必需品に対してゼロ税率を設けて、消費税の税率を複数にする方法がある。それに対して、消費税の枠外で行う緩和策には、低所得者層が負担した消費税額を給付で補うか、あるいは所得税額の控除という形で補う方法とがある。 本論文では、今後予想される消費税率7%(国民福祉税案)、10%(井堀[1996]、水野[1996]の見解)、28%(厚生省の見解)のもとで、消費税の逆進性が所得再分配機能にどのような影響を及ぼすかを推定した後、それぞれの逆進性緩和策が負担の格差をどの程度まで減らすのかを明らかにする。
収録刊行物
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- 埼玉学園大学紀要. 経営学部篇
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埼玉学園大学紀要. 経営学部篇 9 215-220, 2009-12-01
埼玉学園大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564287951825024
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- NII書誌ID
- AA11612886
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- ISSN
- 13470523
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB