Bibliographic Information
- Other Title
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- 『モデラート・カンタービレ』の記号学的読解
- モデラート カンタービレ ノ キゴウガクテキ ドッカイ
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Abstract
マルグリット・デュラスの小説『モデラート・カンタービレ』は、記号学的手法で読み解いてみると、その特徴が明確になる。小説の中では、いくつかの場所と事物が主題に対して特権的な役割を演じている。それらはピアノのレッスン場、カフェ、主人公の屋敷、海岸通りであり、また赤い色、木蓮の花などである。モチーフとなっている殺人事件の血の色に導かれて、主人公のアンヌが平穏な日常を抜け出し、破滅を予感させる恋の可能性を試みるありさまが、特異な「トポス」と象徴とを用いて小説世界のうちに描かれている。
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KJ00004472476
Journal
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- Bulletin of Shizuoka Sangyo University
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Bulletin of Shizuoka Sangyo University 5 79-84, 2003-02-28
藤枝 : 静岡産業大学国際情報学部
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050564287967659136
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- NII Article ID
- 110005998977
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- NII Book ID
- AA11331672
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- NDL BIB ID
- 6498346
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles