戦後日本における養成工の役割 : デンソーの事例を中心に
書誌事項
- タイトル別名
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- The Role of Corporation Apprenticeship School Graduates in Postwar Japan ― The Case of DENSO Corporation ―
- センゴ ニホン ニ オケル ヨウセイコウ ノ ヤクワリ : デンソー ノ ジレイ オ チュウシン ニ
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説明
戦後の日本には,製造業を中心に,新規学卒の中学卒業者を企業内学校で基幹労働力に育成する養成工制度があった。本稿では,デンソーという自動車部品メーカーの養成工を事例に,企業内で養成工が果たした役割を検討する。企業内学校卒業後の配属データからは工機・試作・保全部門への配属が基本形であり続けたこと,養成工の活用事例からは養成工の役割(機能)として「開発機能」,「教育機能」,「生産機能」,「海外支援機能」の四つがあったこと,養成工は複数の機能を人事異動の形で担当していたことなどが明らかとなった。
収録刊行物
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- 札幌学院大学経済論集
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札幌学院大学経済論集 (7), 85-101, 2014-03-10
札幌学院大学総合研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288156853376
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- NII論文ID
- 40020022325
- 120005442373
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- NII書誌ID
- AA12468865
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- HANDLE
- 10742/1816
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- NDL書誌ID
- 025353818
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- ISSN
- 18848974
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- KAKEN