コミュニティにおけるICT の活用とその役割~シアトル市の地域コミュニティを事例として~

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  • コミュニティ ニ オケル ICT ノ カツヨウ ト ソノ ヤクワリ : シアトルシ ノ チイキ コミュニティ オ ジレイ ト シテ

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抄録

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シアトル市は,これまで市と市民との間にネイバーフッド・カウンシルを置き,市民とコミュニケーションを取るという形をとってきたが,現在は,コミュニティ参加委員会を通して市民の声をくみ上げると共に,市民と直接コミュニケーションをとるという形に変わりつつある。これは,ICT の進歩に寄与するところが大きいのではないかと考え,その検証としての現地調査を行った。  結果として,①シアトル市の取り組みは,コミュニティを組織化して意見をくみ上げていた時代から変わり,緩く組織化し,ICT を利用して個人や組織をつなげ,個々の意見をくみ上げる方向に転換しつつある,②地域コミュニティはオフライン・オンラインのツールを使い分け,それぞれのやり方で地域の人への働きかけを行っている,③ ICT の利用には,情報格差の問題があることが明らかになった。

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