監査人懐疑心の深度に関わる事柄の一考察

書誌事項

タイトル別名
  • Speculative thought on depth leveling of auditor’s skepticism

この論文をさがす

抄録

日、米、国際監査基準書のコンテンツそれぞれに規定されている「正当なる注意義務」と「懐疑心」要請の内包を、懐疑心の内向性、外向性の視点、さらには深度によって分類・階層化し、監査人懐疑心の諸要素への還元と、それらの個別の論究を試みた。論考にあっては各国監査基準書の文脈に託された含意を対比させ、「心証のリセット」要請に見られるように、無意識領域に至るまで深化し得る懐疑心の発現が必要であることを示唆した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ