書誌事項
- タイトル別名
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- Ingestion of Both Leucine and Diet is Effective in Activating mTORC1 in Skeletal Muscle
- ロイシン ト ショクジ ノ セッシュ ワ 、 コッカクキン ノ mTORC1 カッセイカ ニ コウカテキ デ アル
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説明
ロイシンは mTORC1 を活性化し、筋タンパク質合成を促進することが知られている。しかし、これまでの研究は空腹時あるいは高ロイシン食を継続的に摂取した条件で行われており、ロイシンの mTORC1 活性化への食事の影響は報告されていない。そこで、本研究では、ロイシン摂取後に食事を摂取した場合、ロイシンによる mTORC1 の活性化は認められるか、あるいは食事摂取のみでも同等の mTORC1 活性が誘導されるかを明らかにすることを目的とした。マウスへロイシンを 1.35mg/g 体重で経口投与し、食事を摂食させた。摂食量はコントロール群とロイシン群で差はなかった。mTORC1 の基質である 4EBP1 と S6K1 のリン酸化は、食事開始1時間においてロイシン群で増加し、さらに、食事開始5時間では最も高値を示していた。これらの結果から、ロイシンによる mTORC1 活性化は、食事のみでは同様の作用を示すことができず、食事開始5時間で大きく活性化されることが明らかとなった。
収録刊行物
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- 長崎国際大学論叢
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長崎国際大学論叢 19 177-183, 2019-03
長崎国際大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288245662592
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- NII論文ID
- 120006628263
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- NII書誌ID
- AA11766493
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- ISSN
- 13464094
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- NDL書誌ID
- 029678080
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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