日本語検定受験を通じた課題解決方法の実践事例~学生リーダーの新たな方向性~

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  • ニホンゴ ケンテイ ジュケン オ ツウジタ カダイ カイケツ ホウホウ ノ ジッセン ジレイ : ガクセイ リーダー ノ アラタ ナ ホウコウセイ

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抄録

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本学では2008 年度から「学生リーダー」という組織が導入され、新入生のサポートやボランティア活動に当たっている。本年は学生リーダー全体に「日本語検定」受験を導入し、自身の苦手を意識し、合格に向けて何をすべきかという意味での問題解決方法を学ぶプログラムを実施した。結果、組織的に受験に取り組むことで、検定受験に対するハードルが低くなり、受験率が増加する成果がある一方で、集合的学習の意義を感じない、目標到達のための計画が立てられないという問題点が明らかになった。また、受験者を個別に比較すると、3 級合格より2 級合格という高い目標を設定した方が、学習に対するモチベーションが高く、学習が持続することが分かった。

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