教職を志望する大学生の日本語能力に関する一考察

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抄録

type:論文

大学生の日本語運用能力について, 「大学生として」, 「将来の教員として」, 「今後の教育を担っていくものとして」十分なものであるのかについて調査し,今後の教員養成教育に活かしていきたいとの動機から,2008年度秋学期に教職論を受講した学生を対象として「日本語検定3級(2008年第1回実施問題)」を実施して総合的な日本語運用能力について調査した結果及び考察である。今回の調査から,正答率の二極化がみられること,領域別の正答率で「語秦」「表記」の領域に落ち込みがみられること,3級の検定認定率の低さなどから日本語運用能力の課題が明らかになった。調査で得られた結果を今後の教員養成教育に活かしていきたいと考えている。

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