天理大学設置時期における教職課程の位置づけ
書誌事項
- タイトル別名
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- テンリダイガクセッチジキニオケルキョウショクカテイノイチヅケ
- 研究ノート
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抄録
type:論文
本稿は天理大学における教員養成史研究のための初歩的考察として,天理大学設置時期における教職課程の位置づけについて検討した。1949年2月に設置認可を受けたばかりの天理大学は,公布・施行されてまもない教育職員免許法に基づいた教員養成課程の認可申請を1950年9月におこなっている。その後,1954年には現在とほぼ変わらない種別・科目の教員免許取得が認可されており,この時期を教員養成のはじまりとすれば,天理大学における教員養成は今年(2014年)で60年になる。本稿では,戦後の早い時期における天理大学の教職課程設置の経緯についてまとめ,戦前の天理外国語学校や天理女子専門学校などにおける教員養成の経験,および大学設置に向けた教育理念との関係性から,教職課程の設置が目指されたことを指摘した。
収録刊行物
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- 総合教育研究センター紀要
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総合教育研究センター紀要 12 1-10, 2015-11-18
天理大学人間学部総合教育研究センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288383832320
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- NII書誌ID
- AA1242710X
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- ISSN
- 1347975X
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB