臨地実習指導者からみた看護学生の実践者としての成長−総合看護学実習Ⅰ(成人慢性期看護学領域・地元医療福祉コース)の臨地実習指導者へのインタビューから−

書誌事項

タイトル別名
  • Practical learning outcomes of nursing students as evaluated by clinical practice instructors: interviews with clinical practice instructors in the Integrative Nursing Practice I (Chronic Illnesses and Conditions)
  • リンチ ジッシュウ シドウシャ カラ ミタ カンゴ ガクセイ ノ ジッセンシャ ト シテ ノ セイチョウ : ソウゴウ カンゴガク ジッシュウ Ⅰ(セイジン マンセイキ カンゴガク リョウイキ ・ ジモト イリョウ フクシ コース)ノ リンチ ジッシュウ シドウシャ エ ノ インタビュー カラ

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抄録

【目的】 本研究は、臨地実習指導者の視点から、地域包括ケアの拠点病院をフィールドとした総合看護学実習Ⅰ(成人慢性期看護学領域・地元医療福祉コース)における看護学生の実践者としての成長を明らかにするものである。 【方法】実習中に臨地実習指導者4名にインタビューを行ない、実習後、フォーカスグループインタビューを8名に行なった。インタビュー内容は質的帰納的に分析した。【結果】学生の実践者としての成長について、5つのテーマが抽出された。「基本的な生活援助技術の上達」「一人ひとりの患者に合わせた看護援助の工夫」「地元で生きる生活者として患者をみる視野の拡大」「個別的なケアの持つ意味の理解」「責任をもってケアを行う姿勢への変化」がみられた。 【考察】学生と指導者との対話が、学生の成長を促進していた。

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