大学1年生のアセドアルデヒド脱水素酵素2表現型と飲酒についての意識調査 : 約10年間の動向

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タイトル別名
  • A Survey of Aldehyde Dehydrogenase 2 Phenotype and Attitudes toward Drinking among Freshmen : Trends over the Past Decade
  • 大学1年生のアセトアルデヒド脱水素酵素2表現型と飲酒についての意識調査 : 約10年間の動向
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抄録

110009760107

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イッキ飲みによる急性アルコールによる死亡例が出るなど、飲酒は今なお大学生にとっては重大な健康問題である。そこで、1年生に対してアルコールへの強さについての体質を自覚してもらう調査と、アルコールに対する意識調査を実施し、あわせてアルコールと健康についての講義を実施した。調査結果を先行調査と比較し、約10年の動向について検討した。約半数に飲酒経験があり、高校生の調査と同様であった。飲酒頻度は先行調査から減少していた。TAST、パッチテストで調べたアルコールの強さの分布は先行調査とほぼ同じであった。イッキ飲み、イッキ飲ませ体験は、先行調査から明らかに減少していた。意識調査では、多くの学生が適切なアルコールとの付き合い方を理解していることが確認できた。 調査と講義の結果、アルコールとの適切な付き合い方をほぼ確認してもらえたと考える。今後も新入生に対し実施することが必要である。

収録刊行物

  • 紀要

    紀要 8 25-30, 2014-03-31

    名寄市立大学

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