ウェアラブルセンサを用いた教育・保育施設における固定遊具のリスクマネジメント-4歳児の遊具使用状況及び担任教師の巡視行動の分析を通して-

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タイトル別名
  • ウェアラブルセンサ オ モチイタ キョウイク ・ ホイク シセツ ニ オケル コテイ ユウグ ノ リスクマネジメント : 4サイジ ノ ユウグ シヨウ ジョウキョウ オヨビ タンニン キョウシ ノ ジュンシ コウドウ ノ ブンセキ オ トオシテ
  • Risk Management of Fixed Playground Equipment for Kindergarten and Nursery School Using Wearable Sensor

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抄録

type:資料

本研究は、ビジネス顕微鏡と赤外線ビーコンを用いて、幼児の園内生活における固定遊具の使用状況を測定することで、経時的な使用実態と特徴を把握するとともに、担任教師の固定遊具巡視行動も把握することで、固定遊具のリスクマネジメントの基礎研究にすることを目的とした。結果は、以下である。1)園児の園内生活における固定遊具等の使用状況は、ハウス型滑り台や大型総合遊具等のダイナミックな遊具を好む傾向を示し、性差はみられなかった。2)休み時間帯別の固定遊具等使用状況は、昼食後の自由時間帯が最も多く、次に全体保育の各休み時間帯であった。各休み時間帯における遊具使用回数の性差は、認められなかった。3)担任教師の固定遊具等巡視行動は、園児の使用率の高い固定遊具を概ね巡視をしていることが確認できた。4)活発群・不活発群の固定遊具等の使用頻度は、活発群において使用頻度が有意に高いことが認められた。

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