イタリアンライグラス等の長期利用のための栽培・調製法に関する研究(1)

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イタリアンライグラス及びハイブリッドライグラスの9月播種について検討した結果,イタリアンライグラスの2回の刈り取りで乾物収量1,628kg/10aが得られた。また,12月上旬までに播種を行えば2回の刈り取りができたが,それ以降では1回の刈り取りしかできなかった。 イタリアンライグラスの早生と晩生の混播について検討した結果,混播比率による収量の違いはみられなかったが,晩生品種の播種比率の増加に伴いADF,NDFの含量が少なくなる傾向があった。 基肥の施肥量の異なる条件下で栽培されたイタリアンライグラスの1番草は,施肥量の増加に伴い乾物収量,粗蛋白質,カリ,硝酸態窒素含量などが増加し,窒素20kg/10a区では硝酸態窒素含量が乾物中1年目0.16%,2年目0.12%と高い値であった。また,そのサイレージ化により硝酸態窒素の含量が減少した。

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