定角測定法による算術平均樹高の推定 : ストランド法の応用

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  • テイカク ソクテイホウ ニ ヨル サンジュツ ヘイキン ジュコウ ノ スイテイ ストランドホウ ノ オウヨウ

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説明

この論文は、2種類のラインサンプリングを併用することによって、樹高を測定することなしに、樹高の算術平均を推定する方法について、その基本的な考え方を示したものである。いま、基線の長さを20mとする。ha当たりの樹高和はtanβ=2となる仰角βで樹高を視準したカウント数を1000倍することによって与えられる。一方、ha当たりの立木数密度はsin(α/2)=0.01となる狭角αで胸高直径を視準し、カウントされた木の胸高直径(cm単位)の逆数の和を1000倍することによって与えられる。前者を後者で割ることにより、樹高の算術平均を推定することができる。

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