ブドウ「ロザリオビアンコ」に対する休眠期の石灰窒素とシアナミド処理が発芽,開花と果実品質に及ぼす影響

書誌事項

タイトル別名
  • ブドウ ロザリオビアンコ ニ タイスル キュウミンキ ノ セッカイ チッソ ト シアナミド ショリ ガ ハツガ カイカ ト カジツ ヒンシツ ニ オヨボス エイキョウ

この論文をさがす

抄録

ブドウ「ロザリオビアンコ」において休眠期に石灰窒素20%上澄み液とシアナミド剤を散布し、発芽と開花、果実品質に及ぼす影響を調べた。1月中旬における石灰窒素処理は、発芽を9~12日促進し遅れ花穂も減少した。果実品質も1粒重が大きく、小粒果数が少ないなど良好であった。2か年の処理でも効果は安定しており、「ロザリオビアンコ」への効果は高いと考えられた。一方シアナミド処理も発芽促進効果と果実品質が向上する効果は認められたが、発芽率及び花穂数が減少する場合がみられ、処理濃度、処理時期など更なる検討が必要と考えられた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ