ワムシ高密度培養試験

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  • ワムシ コウミツド バイヨウ シケン

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抄録

シオミズツボワムシBrachionus plicatilis(以下「ワムシ」という。)はアユの初期餌料として必要不可欠の存在であり、高品質のアユ種苗を生産するためには十分量のワムシを生産する必要がある。このワムシの培養法には大きく分けて通常培養法(培養密度1000以下個体/ml)と高密度培養法(培養密度1000以上個体/ml)の2種類の培養法があり、高密度培養法にも連続式とバッチ式の2種類の方法がある。平成12年度はこのうちバッチ式の高密度培養を行ったが、培養槽のサイズにより培養成績が異なり、2t槽は1t槽に比べて培養密度が増加しなかった。そこで、2t槽での培養に適した諸条件を探るため、クロレラ給餌量、培養水温、クロレラ給餌回数の計3項目に関する試験を行ったので報告する。

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