ネギ小菌核腐敗病の発生要因

書誌事項

タイトル別名
  • ネギ ショウキンカク フハイビョウ ノ ハッセイ ヨウイン

この論文をさがす

説明

ネギ小菌核腐敗病の発生要因を解明した。1.本病の発病は、20℃以下の低温が適している。2.潅水頻度が高いと発病しやすい。3.菌核からの分生子形成は、春は4月下旬から6月下旬まで、秋は9月中旬から冬を越して翌春まで行われる。4.菌核は、環境に応じて1ヶ月~数ヶ月間、分生子形成を繰り返す。5.分生子は、主に降雨の1~2日後に多数形成される。6.7~10月の低温は本病の発生を助長する。7.1993年の記録的な多発生は、冷夏に引き続き秋も涼しく、秋から冬にかけて短期間の周期で降雨があったことによると思われた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ