イタリアンライグラスにおけるいもち病抵抗性の選抜効果

書誌事項

タイトル別名
  • イタリアンライグラス ニ オケル イモチ ビョウ テイコウセイ ノ センバツ コウカ

この論文をさがす

説明

イタリアンライグラスをいもち病抵抗性により選抜して、選抜世代における抵抗性の発現程度を調査した。また、異なるいもち病菌株に対する選抜系統と非選抜品種の抵抗性を検定し、以下の結果を得た。1.選抜世代が進むにつれて、抵抗性個体率が高まる傾向が認められ、選抜の効果が確認された。2.抵抗性を付与するには、少なくとも3世代の選抜が必要であると考えられた。3.4倍体に比較して2倍体の方が、選抜効率が高い可能性が認められた。4.選抜品種・系統は早晩性や倍数性にかかわらず、2種類の菌株に対して高い抵抗性を示し、選抜効果が安定的に高かった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ