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- スギ ト ベイツガ オ タテ ツギ シタ フィンガージョイントザイ ノ マゲ ヒッパリ キョウド トクセイ
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異なった2樹種をフィンガージョイントした材の強度特性を検討するため、スギとベイツガをたて継ぎしたフィンガージョイント材の曲げ・引張強度試験を行った。曲げヤング係数(MOE)を測定した後、各試験体を中央で切断し、両部材を再びフィンガージョイントした(等質試験体)。この試験体を曲げ・引張試験した後、破壊した部分を削除した。その後、2種類の樹種をフィンガージョイントし(異樹種試験体)、同様に試験した。異樹種試験体の曲げ強度(MOR)と引張強度は、2種類の等質試験体の平均値より低かった。異樹種試験体の強度が2種類の等質試験体の平均となると仮定した「平均値モデル」はその現象を説明することができなかった。そこで、ベイツガのデータを等価なスギのデータに置き換える「等価回帰直線モデル」を提案した。この確率モデルは、異樹種試験体の強度分布の平均値を上手く予想することができた。
Journal
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- 森林総合研究所研究報告
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森林総合研究所研究報告 3 (3), 197-203, 2004-09
つくば : 森林総合研究所
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288634713600
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- NII Article ID
- 40006504536
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- NII Book ID
- AN10164318
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- ISSN
- 09164405
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- NDL BIB ID
- 7151772
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles