ノリプロトプラスト化能を有する海洋細菌Pseudomonas sp.ND137株由来のβ-1,4-キシラナーゼ遺伝子のクローニング

書誌事項

タイトル別名
  • ノリプロトプラストカノウ オ ユウスル カイヨウ サイキン Pseudomonas sp ND137カブ ユライ ノ ベータ 1 4 キシラナーゼ イデンシ ノ クローニング

この論文をさがす

抄録

ノリプロトプラスト化能を有する海洋細菌Pseudomonas sp. ND137株由来のβ-1、4-キシラナーゼ遺伝子のクローニングを行った。その結果、β-1、4-キシラナーゼC(AXNC)をコードする遺伝子axnCのORFは1,335bpで構成され、444アミノ酸残基をコードし、そのGC含量は57.7%であった。また、推定アミノ酸残基のシグナルペプチド、ホモロジーおよびモチーフ検索を行った結果、AXNCはN末端側よりシグナルペプチドを有し、それに続き機能未知領域、C末端領域には糖質加水分解酵素ファミリー10に属する触媒領域、さらに2つの領域間にリンカー配列が存在していた。AXNCの有する機能未知領域は同株Pseudomonas sp. ND137およびMicrobulbifer hydrolyticus由来のβ-1、4-キシラナーゼ、AXNAおよびXYLAの有する機能未知領域とそれぞれ47.7%および51.8%のアミノ酸同一性を示した。

収録刊行物

  • Coastal bioenvironment

    Coastal bioenvironment 4 45-52, 2005-01

    唐津 : 佐賀大学海浜台地生物環境研究センター

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ