ヒト精子凍結保存の基礎と臨床
書誌事項
- タイトル別名
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- Human sperm cryopreservation: theory and clinical application
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説明
ヒト精子凍結保存は1950年代に実用化され、主として非配偶者間人工授精(AID)に供するドナー精子の長期保存に応用されてきた。一般的に生殖補助医療(AR)は新鮮精液の使用が前提となっており、排卵と射精の同調が不可欠である。ヒト精子を効率よく凍結保存すれば、排卵当日以外に得られた精子の使用を可能とする。近年、化学療法、放射線療法の進歩により、ガンの治癒、寛解率が向上している。しかし、治療過程で精巣機能、とくに造精機能が失われる場合が多い。治療前精子凍結保存はこれらの患者の妊孕能を保持し、将来的に挙児の希望をかなえる。
収録刊行物
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- Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌
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Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌 24 (1), 14-17, 2007-04
東京 : 日本卵子学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288650183040
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- NII論文ID
- 10019488086
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- NII書誌ID
- AN10548943
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- ISSN
- 13417738
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- NDL書誌ID
- 8816557
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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