乳牛スラリー散布時のアンモニア揮散抑制の検討

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  • ニュウギュウ スラリー サンプジ ノ アンモニアキサンヨクセイ ノ ケントウ

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乳牛スラリーをほ場還元する際の散布時の臭い低減策として木材排出液を添加混合し、アンモニア濃度の推移からその利用性について検討した。スラリーに木材排出液を添加した直後は、添加割合に応じてアンモニア濃度の抑制は見られたが、4時間後は無添加区と同程度の濃度となり、水道水で希釈した場合は添加によりアンモニア増加傾向がみられた。多量の木材排出液の添加は、効果が期待できなかった。またメタン消火液に10%添加した場合は、1時間程度アンモニア濃度の低減がみられた。これらのことから木材排出液はスラリーやメタン消火液に5~10%程度添加すると、添加直後のアンモニア抑制につながるものと考えられた。

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