農業者による農業体験活動の展開と発展要因 : 福井県若狭町かみなか農楽舎を事例として

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  • ノウギョウシャ ニ ヨル ノウギョウ タイケン カツドウ ノ テンカイ ト ハッテン ヨウイン フクイケン ワカサマチ カミナカ ノウラクシャ オ ジレイ ト シテ

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抄録

農業・農村をフィールドとした体験活動や学習の機会は、一部の先駆的な取組みにとどまっていたものが、1990年代後半から農政、教育行政を中心に、政策的に推進されるようになった。行政による農業体験学習が推進されはじめたのは、1998年がひとつの節目とみることができる。そこで本稿では、「農業者が主体性をもって農業体験活動を行うために必要な要素とはなにか」との命題を立て、中核的農業者が本業である農業生産に加えて、農業体験活動を行う要因を事例から明らかにする。事業の中に農業体験を位置づけている事例として、福井県若狭町の農業生産法人かみなか農楽舎を取り上げる。以下より、同法人の事業における農業体験活動の展開と経営内の位置づけを明らかにしてゆく。

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