ハイドロキシウレアにより治療した頭蓋底髄膜腫の犬の1例

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説明

11歳、雌のミニチュアシュナウザーが、各種検査から頭蓋底髄膜腫と暫定診断され、ハイドロキシウレアとデキサメサゾンによる化学療法で治療された。治療開始7日で臨床症状は改善し、37日目には腫瘤は明らかに縮小していた。ハイドロキシウレアは7カ月間投与し、腫瘤は7カ月目には再増大していたが初診時とほぼ同じサイズだった。症例は、初診から14カ月目に肺水腫で死亡した。病理解剖の結果、腫瘍は髄膜腫と診断された。

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