夏秋期野菜栽培で利用するトンネル資材、遮光ネット、フィルムマルチ被覆下の気温、地温の推定方法と数種資材の利用効果判定

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  • ナツ シュウキ ヤサイ サイバイ デ リヨウ スル トンネル シザイ シャコウ ネット フィルム マルチ ヒフク カ ノ キオン チオン ノ スイテイ ホウホウ ト スウシュ シザイ ノ リヨウ コウカ ハンテイ

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抄録

1.トンネル内気温、遮光ネット被覆下の気温、フィルムマルチ下の地温の推定方法を検討した結果、以下のことが明らかになった。1)トンネル内の夜間の気温は外気温との単回帰式で推定できた。また、昼間の気温は外気温と時間日射量の重回帰式で推定できた。2)遮光ネット被覆下の気温は外気温と時間日射量との重回帰式で推定できた。3)フィルムマルチ被覆下の最高地温は、最高気温と日日射量の重回帰式で、最低地温は、最低気温と前日の最高気温の重回帰式で推定できた。2.有孔フィルムの保温効果、気温上昇抑制効果は被覆場所と開孔率による差が認められた。3.遮光ネット被覆による気温上昇抑制効果は資材により差が認められ、遮光率、気温上昇抑制効果から、白ネット(気温上昇抑制剤入り)が優れた。4.フィルムマルチ被覆下の地温は、被覆場所、フィルムの色の影響を受け、ハウス内被覆は露地より高く、黒マルチに比べ、透明マルチは高く、白黒マルチは低かったが、シルバーマルチとの地温差は小さかった。

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