イチゴのベンチ無仮植育苗におけるランナー切断が発生子苗数、苗質および果実収穫量に及ぼす影響

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  • イチゴ ノ ベンチ ムカショク イクビョウ ニ オケル ランナー セツダン ガ ハッセイ シビョウスウ ビョウシツ オヨビ カジツ シュウカクリョウ ニ オヨボス エイキョウ

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抄録

イチゴ‘アスカルビー’のベンチ無仮植育苗において、育苗中のランナー切断が発生子苗数とその苗質および定植後の果実収穫量に及ぼす影響を調べた。育苗末期の子苗の葉柄中窒素濃度はランナー切断の有無にかかわらず30ppm以下に低下した。子苗の葉柄長とT-R率はランナー切断により小さくなり、切断時期が早いほどその傾向は助長された。総発生子苗数はランナー切断を行うことで明らかに減少したが、クラウン径5mm以上の子苗数は切断の有無にかかわらずほぼ同程度であった。促成栽培における11〜1月の早期収量と収穫全期間を通じた収穫果重は、ランナー切断を行うことで増加する傾向が認められた。

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