原木形状の自動計測(1) : 画像処理による木口面の寸法計測

説明

シベリア産針葉樹原木の木口面の最小径を計測するため、画像処理手法を提案した。この処理方法は、樹皮付きおよび樹皮無しの木口面の形状認識に適応できる。この方法を用いて計測し、実測値と比較した。その結果、次のことが明らかとなった。1)実測値と画像処理による値を回帰分析すると回帰式の傾きは、いずれの計測条件共ほぼ1に近い値が得られ、また、不偏分散の平方根は1.35〜4.58の範囲内であった。2)寸法計測誤差は、いずれの計測条件共わずかに生じた。

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