牛5日目体内胚の割球分離・集合により発生した胚の移植受胎例

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  • ウシ 5ニチメ タイナイハイ ノ カッキュウ ブンリ シュウゴウ ニ ヨリ ハッセイ シタ ハイ ノ イショク ジュタイレイ

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説明

核移植技術の生産現場での実用化が困難な現状では、この技術に代わる一卵性多胎子生産技術の開発が望まれる。そこで、胚の切断法よりも効率的なクローン胚の作出が期待できる割球分離法を実施した。すなわち、黒毛和種牛の5日目体内胚の割球を個々に分離後、2〜4分割胚となるように、再度、割球を集合させた胚(分離・集合胚)の作出を試みたところ1ドナー胚あたりの発生率は111.1%であった。作出した分離・集合胚を体外培養後、ホルスタイン種経産牛に移植した結果、受胎が確認された。

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