N-Thiophenylethyl-2、2-dichloro-1-cyclopropanecarboxamides-カルプロパミドのアミド部位の変換体と殺菌活性

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  • N-thiophenylethyl-2, 2-dichloro-1-cyclopropanecarboxamides: modification of the amide part of carpropamid and examination of fungicidal activity

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抄録

いもち剤カルプロパミドのアミド部位のハロゲン置換チオフェニルエチルアミドヘの変換体に必要なアミンは、ハロゲン置換アセチルチオフェンのPb(OAc)4とBF3OEt2を用いたチオフェニル酢酸への変換、それに続くNaBH4/I2またはBH3Me2Sによるチオフェニルエタノールヘの還元、そのトシル体を経て得られたアジドをトリフェニルホスフィンで還元することによって合成した。アミンは相当する酸クロリドと反応させることにより目的の変換体に導いた。約50種の関連化合物の、キュウリ灰色かび病とべと病、コムギ赤さび病とうどんこ病に対する効果を500ppmのポット試験で調べた。その結果、いくつかの化合物には、これらの病気を治療する効果があり、その中で数種の化合物はべと病の発症を完全に抑えた。

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