ナス青枯病に対する台木の抵抗性検定法としての茎切断接種法の評価

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  • ナス アオガレビョウ ニ タイスル ダイギ ノ テイコウセイ ケンテイホウ ト シテ ノ ケイ セツダン セッシュホウ ノ ヒョウカ

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ナス青枯病抵抗性検定の簡便な方法について検討した。台木のヒラナス(III、IV群菌に罹病性)、‘トレロ’(III群菌に抵抗性)、‘台太郎’(III、IV群菌に抵抗性)の3品種に対し、茎切断接種法、断根灌注接種法、汚染圃場定植法の3種の方法で、岡山県内産地の罹病ナスから分離した青枯病菌3菌株(III群菌、IV群菌、菌群不明菌)を接種した。その結果、茎切断接種法はヒラナス、‘トレロ’では自然発病条件下での抵抗性を再現したが、‘台太郎’では自然発病条件における抵抗性と明らかに異なり、抵抗性台木を選抜するための接種法はこれまで通り断根灌注接種法および汚染圃場定植法が望ましいと考えられた。

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