定性および列状で強度間伐した間伐材の搬出試験

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  • テイセイ オヨビ レツジョウ デ キョウド カンバツ シタ カンバツザイ ノ ハンシュツ シケン

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抄録

スギ35年生林分において、定性と列状で40%(本数率)の強度間伐を実施し、それぞれの間伐材の伐出における功程とコストについて比較検討した。定性間伐区では自走式搬器で、列状区ではスイングヤーダによりそれぞれ短幹で集材した。列状間伐における伐倒・造材功程およびコストは定性間伐の70%程度であり、列状間伐に大きな効果が認められた。一方列状間伐の山土場までの功程は定性間伐の約1.5倍に上昇するが、コストではスイングヤーダの機械経費がかさみ、大きなコストダウンにはつながらなかった。

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