粉砕もみ殻を配合したふすま主体換羽飼料の不断給餌がその後の産卵成績及び卵質に及ぼす影響

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  • フンサイ モミガラ オ ハイゴウ シタ フス マシュタイカンウ シリョウ ノ フダンキュウジ ガ ソノゴ ノ サンラン セイセキ オヨビ ランシツ ニ オヨボス エイキョウ

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説明

粉砕もみ殻を配合したふすま主体換羽飼料の不断給餌による誘導換羽後の産卵成績及び卵質に及ぼす影響について検討した。60週齢の白色レグホーン5銘柄、計460羽を用い、換羽飼料を21日間不断給餌し、対照として成鶏用飼料を不断給餌した区を設け100週齢まで試験を実施した。1.換羽飼料の不断給餌により、すべての銘柄で休産し、生殖器の萎縮が確認された。2.産卵率は、休産後すべての銘柄で換羽飼料区が無処理区を上回って推移し、飼料要求率は、すべての銘柄で換羽飼料区が無処理区より優れる傾向にあった。3.卵質は、ハウユニット、卵殻強度、卵殻厚とも、すべての銘柄で換羽飼料区が無処理区を有意に上回って推移した(p<0.05)。以上のことから、白色レグホーンに60週齢で換羽飼料の不断給餌を21日間行うことにより誘導換羽の効果を十分に得ることができ、100週齢まで高い生産性が維持できることが明らかになった。

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