アスパラガスを加害するツマグロアオカスミカメの生態と防除対策
書誌事項
- タイトル別名
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- Biology and control of Apolygus spinolae (Meyer-Duer) infesting asparagus
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説明
アスパラガスに発生する条状傷が,再現試験によりツマグロアオカスミカメによる被害であることが確認された。アスパラガスが萌芽する5月中旬から本種の越冬卵が孵化し,同時に被害が始まり,収穫期間が終了する6月中旬頃に成虫になる。その後,株養成のために立茎されたアスパラガスに産卵された2世代目が増殖して越冬卵を産んで翌年の発生源に事が確認された。防除薬剤の検討を行ったところ,散布後時間が経過すると効果は認められず,有効な解決策は見いだせなかった。
収録刊行物
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- 北農
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北農 79 (4), 419-424, 2012-10
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288689843200
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- ISSN
- 00183490
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB