カンカケイニラAllium togashiiの保護のための研究 : カンカケイニラ再導入個体の遺伝子解析

書誌事項

タイトル別名
  • Research on the Conservation of Kankakeinira, Allium togashii : Genetic Analysis prior to the reintroduction of Kankakeinira
  • カンカケイニラ Allium togashii ノ ホゴ ノ タメ ノ ケンキュウ : カンカケイニラ サイドウニュウ コタイ ノ イデンシ カイセキ

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説明

カンカケイニラは,香川県小豆島の寒霞渓周辺の集塊岩地帯にのみ自生する多年生草本の固有種である。現在は自生個体が激減し,環境省レッドデータブックでは絶滅危惧IA類,香川県レッドデーターブックでは絶滅危惧I類に指定されている。香川県は,「カンカケイニラ保護事業計画」を策定し,環境保健研究センターでは,自生個体を増殖し自生地へ再導入するため,2006年よりカンカケイニラの栽培を行ってきた。しかし,個人から譲渡された個体や種子を栽培・増殖したため,自生地の移植に先立ち,自生個体と栽培個体の遺伝的同一性を明らかにした。

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