間伐材等を活用した複合型遮音壁の開発 : 遮音壁の音響性能評価

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Noise Barriers Composed of Thinned Woods and Concrete : Acoustic Performance Evaluation of Low Noise Barriers
  • カンバツザイ トウ オ カツヨウ シタ フクゴウガタシャオンヘキ ノ カイハツ シャオンヘキ ノ オンキョウ セイノウ ヒョウカ

この論文をさがす

説明

遮音壁の構成部材に間伐材や木毛を活用して、遮音性に加えて吸音性にも優れ道路景観や自然環境にも配慮した、コンクリートと木材を複合させた新しいタイプの遮音壁の開発を試みた。吸音材、背後空気層、スリットを組み合わせることによって吸音性能を高められることが分かった。また、県内で製造している木毛を有効利用して接着剤を使用せずに水と温度と圧力でボード状に成型することによって、密度が高まり吸音性能を向上させることが可能であった。高速道路用遮音壁としての吸音性能基準はクリアできなかったが、木毛吸音材を挿入した木材部とコンクリート部を組み合わせることによって、遮音壁の遮音性と吸音性の両機能を一定有する複合型遮音壁を試作開発することができた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ