低コストで普及性が高い発情発見装置(牛歩Lite)の開発

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タイトル別名
  • Development of simple electronic estrous detection system
  • テイコスト デ フキュウセイ ガ タカイ ハツジョウ ハッケン ソウチ(ギュウホ Lite)ノ カイハツ

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抄録

県平均の分娩間隔は約414日となっており、所得確保のためにも適正な繁殖管理が求められている。しかし、他作目との複合経営や兼業的経営においては発情管理に十分な時間を費やすことが難しい状況にある。そこで本研究では、繁殖牛の生産率向上を目的とした低コストで普及性が高い発情発見装置を開発することを目的とした。試作した発情発見装置を用いた評価試験では、制御パソコンや配線等の大掛かりな設備を必要とせずに、歩数計と受信器兼表示灯だけからなる装置で繁殖牛の発情発見が可能なことを確認した。さらに、表示方法を改良し3時間幅で歩数をLED表示できるようにした改良機では、発情開始時刻の推定も可能となり、授精適期の推定に活用できる可能性が示唆された。

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