長野県における野生キノコの放射性セシウム濃度(2011年度-2012年度)

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タイトル別名
  • Concentration of radiocesium in wild mushrooms in Nagano Prefecture (2011-2012)
  • ナガノケン ニ オケル ヤセイ キノコ ノ ホウシャセイ セシウム ノウド(2011ネンド~2012ネンド)

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説明

福島第一原子力発電所の事故の影響を受け,長野県内に生育する野生キノコの放射性物質の検査を2011年度及び2012年度の2年間にわたり行った。測定したキノコ(2011年度19試料,2012年度84試料,総数103)の中で放射性セシウム濃度が基準値を超過した試料は2011年度で5%あり,2012年度で11%あった。一方で基準値の1/5未満のものも,2011年度で74%,2012年度で64%存在した。地域別にみると東北信地域の134Cs濃度が高く事故の影響が確認され,測定数の多い佐久地域内において,134Cs濃度を比較したところ地域差が見られた。

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