モミガラを利用した簡易な脱臭装置の開発

書誌事項

タイトル別名
  • Development of deodorizing apparatus using rice husks
  • モミガラ オ リヨウ シタ カンイ ナ ダッシュウ ソウチ ノ カイハツ

この論文をさがす

抄録

モミガラを接触濾材とし、そこに循環水を散布する簡易な微生物脱臭装置を開発するため、小規模試験を実施し、以下の結果を得た。1 アンモニア約20ppmに対する除去率は、1年目、97%だった。送風量を1.2倍に増やした2年目は70%だった。2 アンモニア除去効果は、水温が10℃以下になると低下した。その対策として循環水を水道水に交換した。循環水交換後、アンモニア除去能力が70~80%に回復し、効果は4日間確認できた。3 フリーストール牛舎のバーンクリーナーから発生するアンモニアガスの除去試験を実施した。9月から12月の試験の結果、平均6ppmのアンモニアをすべて除去することができた。

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ