ハナニラ(Allium tuberosum)栽培におけるかん水同時施肥法の適応性

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タイトル別名
  • Adaptability of drip fertigation for hana-nira, a variety of Allium tuberosum for edible scapes production
  • ハナニラ(Allium tuberosum)サイバイ ニ オケル カンスイ ドウジ セヒホウ ノ テキオウセイ

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抄録

ハナニラでの点滴チューブを用いたかん水同時施肥法の適応性を明らかとするため栽培試験を試みた。試験は3月定植,翌年6月末栽培終了で,栽培期間は約15ヶ月とした。その結果,土壌pHは6.0程度,土壌中無機態窒素は5~10mg/100gとなり,定植から栽培期間を通して安定した推移を示した。総窒素施肥量は,対照区に比べて2割程度削減しても可販品収量や生育は同程度かそれ以上となった。これらのことから,安定した土壌環境の形成および施肥量削減に効果が認められたかん水同時施肥法は,ハナニラ栽培で適応可能と考えられた。

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