落花生の落葉及び落莢に関する調査研究(1) : 出葉・落葉の品種間差異
書誌事項
- タイトル別名
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- ラッカセイ ノ オチバ オヨビラクキョウ ニ カンスル チョウサ ケンキュウ 1 シュツヨウ オチバ ノ ヒンシュ カン サイ
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説明
落花生の収穫期判定の基礎資料を得るため,代表的8品種について,出葉及び落葉の品種間差異を調査して次の結果を得た。1. 主茎葉数は品種によって異なるが,葉数の多少と品種の早晩性には一定の傾向は認められない。出葉日数は生育温度によって著じるしく影響されるが,一般に主茎葉数の多い品種ほど平均出葉日数は短かい。2. 小葉の着生位置と脱落順序には一定の傾向は認められないが,基部に着生する2小葉のうち何れかが先端の2小葉に比し,最初に脱落し易く,又最後に脱落することは少ない。3. 小葉の落葉様式は品種及び着生位置によって異なるが,4小葉が夫々異なる日に脱落するか,2葉が同日に他の2葉は別々の日に落葉する場合が最も多い。一般に低位葉はこれらの様式で落葉し,高位葉は4小葉の同日落葉が多い。4. 4小葉が完全に脱落するまでの日数の品種間差異は出葉と同一傾向を示し,出葉間隔の長い品種ほど脱落日数も長い。小葉別の落葉間隔は概して第3番目の落葉間隔が最も長い。5. 節位別落葉は生育時期別に明らかに3期に分けることが出来る。8月上旬までの初期落葉期は,落葉数やそれぞれの落葉期などに品種間差異は殆んど認められないが,中後期落葉期には品種間差異が大きく,中期に落葉の多い品種群と,後期に多い品種群に分けることが出来る。6. 初期に落葉する低位葉には褐斑病が,高位葉には黒渋病斑が多く,これら節位の落葉は本病害と関係が深いものと考えられるが,低位葉の一部及び中位葉はこれらの病斑が少なくて落葉した。
収録刊行物
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- 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
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千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (7), 27-36, 1967-03
千葉 : 千葉県農業試験場
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288711539200
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- NII論文ID
- 40018042284
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- NII書誌ID
- AN00142421
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- ISSN
- 05776880
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- NDL書誌ID
- 8300837
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles