ブルーベリー(Vaccinium spp. )の品種間におけるアントシアニン組成および抗酸化能の解析

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タイトル別名
  • Analysis of antioxidant capacity and anthocyanin composition among the cultivars of blueberry (Vaccinium spp.)
  • ブルーベリー(Vaccinium spp.)の品種間における組成および抗酸化能の解析
  • ブルーベリー(Vaccinium spp.)ノ ヒンシュ カン ニ オケル ソセイ オヨビ コウサンカノウ ノ カイセキ

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抄録

ブルーベリー(Vaccinium spp. )はアントシアニンを多く含み,機能性食品として注目されている。一方,アントシアニンの組成は品種間で異なると報告されている。本研究では機能性食品利用の視点で,鹿児島大学農学部附属農場唐湊果樹園で栽培されている12品種のブルーベリーについて,溶媒のアントシアニン抽出効率やポリフェノール含量,アントシアニン組成,抗酸化能(DPPH法,ORAC法)を検討した。その結果,50%酢酸-50%エタノールは1%塩酸-99%メタノールとほぼ同等の高い効果を示した。品種間の比較では,ポリフェノール含量,アントシアニン含量,抗酸化能などではジョージアジムが低い値となったが,他の品種間に有意な差は見られなかった。また,ポリフェノール含量と抗酸化能の間には中位・高位の正の相関が認められた。

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