京都府内におけるナシのフタモンマダラメイガの被害状況と発生消長について

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タイトル別名
  • Trunk and brunches damage situations and appearance ecology of persimmon bark borer in Kyoto Prefecture Japanese pear orchard
  • キョウト フナイ ニ オケル ナシ ノ フタモンマダラメイガ ノ ヒガイ ジョウキョウ ト ハッセイ ショウチョウ ニ ツイテ

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説明

京都府内ナシ栽培産地において被害が顕在化している枝幹害虫のフタモンマダラメイガの被害状況を調査するとともにその発生消長を明らかにした。京都府におけるフタモンマダラメイガによる被害を府内のナシの主産地である北部地域の京丹後市、南部地域の八幡市の両方で確認した。フタモンマダラメイガの被害が顕在化するのは8月以降であり、その後は11月まで断続的に被害が発生した。本害虫による被害が大きいナシ園の特徴として防除方法が手散布のため枝幹への薬剤散布が不均一であることが挙げられ、本害虫に対しては主枝や主幹に対しても十分に薬剤を散布することが重要であることが示唆された。

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